河井継之助が残した言葉(人生について)

河井継之助が残してくれた言葉を綴ります。

人生で迷った時、継之助の言葉が、そこに込められた継之助の想いが、支えてくれます。



◆天下になくては成らぬ人になるか、有ってはならぬ人となれ、沈香もたけ屁もこけ。
牛羊となって人の血や肉に化してしまうか、豺狼となって人間の血や肉をくらいつくすかどちらかとなれ。


◆人間というものは、棺桶の中に入れられて、上から蓋をされ、釘を打たれ、土の中へ埋められて、それからの心でなければ何の役にも立たぬ。


◆人というものが世にあるうち、もっとも大切なのは出処進退の四字でございます。
そのうち進むと出づるは人の助けを要さねばならないが、処ると退くは、人の力をかりずともよく、自分でできるもの。
拙者が今大役を断ったのは退いて野におる、ということで自ら決すべきことでござる。
天地に恥ずるところなし。


◆人間万事、いざ行動しようとすれば、この種の矛盾が群がるように前後左右に取り囲んでくる。
大は天下のことから、小は嫁姑のことに至るまですべて矛盾に満ちている。
この矛盾に、即決対処できる人間になるのが、俺の学問の道だ。


◆何でもよい、一つ上手であればよいものだ。
煙草延しでも、上手でだければ名人といわれる。
これからは何か一つ覚えて居らねばならぬ。


◆一年も居馴れてしまえば、ちょうど冬の寝床のように自分の体温のぬくもりが江戸という寝床に伝わってしまう。
そうなれば住みやすくはあるが、物を考えなくなる。
寝床は冷ややかなほうがいい。


◆不遇を憤るような、その程度の未熟さでは、とうてい人物とはいえぬ。





[参考文献]

今泉鐸次郎 「河井継之助伝」 目黒書店
安藤英男 「河井継之助」 新人物往来社
安藤英男 「定本 河井継之助」 白川書院
石原和昌 「良知の人 河井継之助」 日本経済評論社
月刊 歴史街道 PHP研究所

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