八丁沖古戦場

八丁沖古戦場は、長岡市富島というところにあります。

当時はこの辺は沼地で、一面葦が茂り、魔物が棲んでいるといわれていました。

八丁沖古戦場 [八丁沖古戦場の碑1]


八丁沖古戦場 [八丁沖古戦場の碑2]


長岡城を落とされ、加茂、三条、見附と転戦していた河井継之助は、中央部は底なし沼になっており渡河は不可能とされていたこの八丁沖を渡って、長岡城奪回を試みます。

軍勢が渡るとは夢にも思わず、西軍の防備も手薄になっていました。

八丁沖古戦場 [八丁沖古戦場を眺める]


現在、このあたりは田んぼが広がっています。


八丁沖から長岡に攻め込んだ河井継之助と長岡藩兵は、長岡城奪回に成功します。

司馬遼太郎の小説「峠」では、この八丁沖を渡河して長岡に攻め入るときに、「長岡に死にに来たぞ!」と長岡藩兵たちは叫びながら来たと書かれています。

小説なので真偽はわかりませんが、そういう気持ちであったことは想像できます。

そうでなければ、魔物が棲むと言われた沼地を渡れません。

自分たちの大事な城を、敵の手に渡すわけにはいかない、という強い思い。

この文章を見るたび、先人たちのすごさ、素晴らしさに涙が溢れます。

この長岡に生まれてよかった、と心から思いました。


そして、この八丁沖古戦場には、何気なくこんな石が置かれています。

河井継之助の手洗い鉢 [河井継之助使用の手洗鉢]


実はこれ、八丁沖渡河作戦のときに、河井継之助が実際に使用したとされる手洗い鉢なんです。

僕もここで手を洗ってみました。(笑)


八丁沖古戦場は、車で行く場合は、国道8号線を新潟方面に向かい、亀貝を右折してしばらく進むと交差点があり、八丁沖古戦場の道案内表示があるので、これを左折。

そのまま道案内にしたがって行くと、辿り着きます。

特に駐車場はないので、近隣の家や、他の車の迷惑にならないように停車しましょう。

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